家族はつらいよ2

大爆笑で始まり大爆笑で終わる。

今上映している山田洋次監督の「家族はつらいよ2」を見てきました。この映画は、日本全国の税理士会が応援しているものです。女優 中嶋朋子の税理士役があります。あらすじは、おやじ役の平田周造(橋爪功)と妻の富子(吉行和子)との熟年の離婚騒動から1年後の物語です。

 

おやじの車に凹み及びスリ傷がなまななしく目立ち始め、高齢者の危険運転を心配した長男夫婦は、運転免許を返上させることを家族会議を決断する。しかし、意地でも運転をやめない頑固おやじと家族はきまずい雰囲気となっていく。しかし、頑固おやじを説得させるため兄妹夫婦間でなすりつけ合ううちに、おやじは意地でも運転を止めようとせずさらに新車を買おうと意気揚々。高齢者の危険運転が話題となっている昨今この交通事故の多さにはよくニュースにでる。世相をあらわしている。

 

そんなある日おやじは、居酒屋女将のかよ(風吹ジュン)とドライブ中に、高校の同級生・丸田(小林稔侍)と40年ぶりに偶然出会う。お互い既に73歳の再会はうれしいが、その姿に複雑な思いが…。おやじの境遇は、三世代家族にめぐまれ一方の同級生は、裕福な家庭に生まれたがバブルで事業に失敗し、住居を点々とした後、家族とも別れ生活保護も受けずボロアパートでギリギリ最低限の生活を送る日々であった。

 

居酒屋では、丸田の好きだった銀杏を食べながら、高校時代を思い出し、「フレー、フレー、丸田」と・・・・昔を懐かしんだ。さらにおやじは、丸田を家に連れ飲みなおして一緒に寝る。翌朝目覚めてみると、なんと丸田が息を引き取っているのではないか。丸田に引き取り手の身寄りがないこと。それを聞いたおやじは、なぜ丸田が70過ぎてこんな目にあわないといけないのか、まじめに働き税金も納めてきたのにと悔しくてしょうがない。これが下流老人の行く末か・・・。と

 

おやじは、丸田の出棺の見送りを家族全員にお願いする。おやじは御棺の中に丸田の好きだった銀杏をたくさん入れる。そして、焼却炉の中からは銀杏のはじける音がパチパチと・・・。そしてザ・エンド。

 

見終わって家族のすがたってなんだろう?そして人の幸せとはなにか?をつくづく考えさせるものでした。

みなさんも一度みてはいかがでしょうか。他人事ではありません。