離間の計

先月末、その真偽が懸案とされていた「曹操の遺骨と墓」について、河南省文物考古研究院というところが本物と断定したとの報道がありました。

曹操といえば、三国志の英雄ですが、個人的にいつか読もうと思っていた横山光輝「三国志」全60巻をスマホで丁度読み終えたところにこのニュースが出てきたので感慨もひとしおでした。

三国志では、諸葛孔明ら様々な知将が謀略を巡らすのですが、その中に曹操も採用した「離間の計」というのがあります。敵方に撹乱情報を流すことで、証拠を残さず敵を疑心暗鬼で仲間割れさせ力を削ぐ作戦です。一致団結していれば勝てたものを、離間の計に嵌り、悲しい結末を迎えてしまう。客観的にみると残念でなりません。

“人事のプロによる逆説のマネジメント”という副題の「悪人の作った会社はなぜ伸びるのか?」という本に、「組織課題のほとんどはメンバー間の「誤解」から来るものだ」という一節がありました。人事コンサルティングをしている著者がインタビューをすると、大抵の会社で、経営者、中間管理職、一般社員のみながお互いに誤解しあっているとのことです。そして、少し深く突っ込むと、その解釈には具体的な事実や根拠などないことが多い、とのこと。こういう状態では、離間の計が効いてしまいますね。

対策としては、「はっきりストレートに話す」のと「社員の相互理解を深める」の二つが提案されていました。つまり、日ごろから、お互いになるべく自己開示をして、できるだけコミュニケーションをしましょう、ということですね。

このブログも「離間の計」対策になるかな??

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